SDGsってなに?
SDGsとは、「持続可能な開発目標:Sustainable Development Goals」の頭文字をとったものです。「誰一人取り残さない」という理念の下、持続可能でよりよい社会の実現を目指す世界共通の目標で、2030年までに達成すべき、17の目標と169のターゲット(具体的目標)で構成されています。
17の目標は「社会」「経済」「環境」の3つの側面から統合的に解決することで、持続可能なよりよい未来を築くことができます。これを実現するためには、民間企業の取り組みが非常に重要となってきます。
ちなみに、SDGsのカラフルな丸いマークはカラーホイールといい、紺色と赤が上でピンクとオレンジが下と向きが決まっています。
SDGsの活用によって広がる可能性
- 企業イメージの向上
SDGsへの取組をアピールすることで、多くの人に「この会社は信用できる」、「この会社で働いてみたい」という印象を与え、より、多様性に富んだ人材確保にもつながるなど、企業にとってプラスの効果をもたらします。 - 社会の課題への対応
SDGsには社会が抱えている様々な課題が網羅されていて、今の社会が必要としていることが詰まっています。これらの課題への対応は、経営リスクの回避とともに社会への貢献や地域での信頼獲得にもつながります。 - 生存戦略になる
取引先へのニーズの変化や新興国の台頭など、企業の生存競争はますます激しくなっています。今後は、SDGsへの値会おうがビジネスにおける取引条件になる可能性もあり、持続可能な経営を行う戦略として活用できます。 - 新たな事業機会の創出
取組をきっかけに、地域との連携、新しい取引先や事業パートナーの獲得、新たな事業の創出など、今までに無かったイノベーションやパートナーシップを生むことにつながります。
企業活動とSDGsのつながり
SDGsが関係するのはグローバルな取組だけではありません。企業が行う事業そのものはもちろん、普段から取り組んでいる節電や節水、社員の福利厚生など、企業が行う行動全てがSDGsとつながります。