和歌山香醸

業   種/製造業
事業内容/線香・お香の製造・販売
所 在 地/〒649-0301 和歌山県有田市下中島35-1
電話番号/0737-88-5775
HP/http://kishuarida-cci.or.jp/mb/wakayama_kojo

 

『ごみを少なく 環境に配慮したものづくり』

和歌山香醸さんは、線香・趣味のお香を製造している会社です🙂

 

線香は

①原料(木の粉末等)を調合、練る
②成型機で素麺状に押し出す
③乾燥室で2日ほど乾燥させる
④成型されたお線香を裁断する
⑤規定どおりのサイズに裁断して検品、箱詰めする

という工程を経て出来上がりますが

 

規定どおりのサイズにするときに
どうしても余分な部分=端材が出てしまいます😣

手に持っているのが端材です👇

一般的に端材は産業ごみとして廃棄されてしまうことが多いそうですが
和歌山香醸さんでは端材を原料の一部として再利用♻️されています

粉砕機を使って、端材を粉の状態に戻し、再利用します

本当のところ、端材の再利用は、お金と手間が掛かってしまうので捨ててしまう方が簡単だといいます…😥

これは和歌山香醸さんに限った話ではなく、他の会社でもいえるお話だそうです
端材がごみとして廃棄される理由の一つなのかもしれませんね💦

 

再利用することで、和歌山香醸さんでは一体どれくらいのごみが減っているのか?🤔

その量は、なんと約5~7トン(年間)😮!!

「塵も積もれば山となる⛰️」という言葉があるように、端材といえどもあなどれませんね⚡

 

さらに和歌山香醸さんでは商品を送る段ボール箱📦を使い捨てにせず、再利用する♻️という取り組みもおこなっています!

 

具体的にどのようにしているのかというと🤔
段ボールに入れて商品を送る⇒段ボールを捨てず保管してもらう⇒段ボールが溜まったらまとめて送り返してもらう⇒それを再利用の繰り返し♻️

 

耐久性や中身の保護を考慮し、段ボールはあえて厚手のものを使うのがポイント💡だそうです!

段ボールには頑張った形跡がちらほら👀

使い捨てにしないので当然 ごみは減り⬇️
毎回箱を購入する必要がなくなるので コストダウン⬇️ にも繋がります🙆‍♀️

 

和歌山香醸さんでは1つの段ボールを約6回繰り返し利用しているので
例えば、3000箱を出荷していれば、購入するのは500箱ほどに抑えられる計算になります❗

 

さらに、ダメになってしまった段ボールも資源ごみとして古紙回収へと🚚

循環サイクル♻️ばっちりですね🙂👌

 

和歌山香醸さんは、月1で行っている会議のなかでSDGsについて話し合う時間を作られています
SDGsとは何か? とみんなで確かめ合い、
自分たちにできる取り組み について話し合ってきました🙂

ご紹介した「端材の再利用」「段ボールの再利用」はSDGsが誕生する前から取り組んでいましたが、さらに発展をと、話し合いをきっかけに新しい取り組み✨をはじめています

 

従業員の各家庭で出る古いタオルを回収して雑巾に

事業所内に「古タオル回収BOX」を設置
タオルをダウンサイクルし、掃除に使う雑巾にしています

 

SDGsのポスターを掲示

 

 

なんとなくではなく、SDGsの取り組みだと意識して行動することを大切に考えている社長👨🏻‍🦱
自分たちの活動がSDGsにつながっているということを意識できる環境作りを行うことで
SDGsの取組みに対する意識向上↑を推進しています!!

 

地域の小学生の校外学習として工場見学してもらう
子供たちに工場見学を通じて、社会への興味、知識を持ってもらう機会を創出する取り組み
小学校へ働きかけ、こちらは来年度以降に実現予定だそうです🙂

 

「やれることはすぐやります。」

積極的な姿勢でSDGsに取り組む和歌山香醸さん
その活動はこれからも前進していくことでしょう🏃‍♀️!!

 

和歌山香醸

業   種/製造業
事業内容/線香・お香の製造・販売
所 在 地/〒649-0301 和歌山県有田市下中島35-1
電話番号/0737-88-5775
HP/http://kishuarida-cci.or.jp/mb/wakayama_kojo

 

有田の会社の取り組み事例

@ 紀州有田商工会議所, SDGs×有田の会社