『フォトメゾン』さんでプロカメラマン魂を見ました~【№141】
みなさんこんにちは
今日も紀州有田商工会議所 女子ブログにお越し頂きありがとうございます
今回は、写真スタジオ『フォトメゾン』さんのご紹介です
フォトメゾン代表の照井四郎先生は、プロの写真家として50年のキャリアをお持ちです
ウィキペディアにも掲載されています~→ウィキペディア掲載はこちら
有田市千田の、ご自宅兼スタジオの玄関
可愛らしい猫の写真がお出迎えしてくれました
ちなみに、この額縁は、流木で照井先生の手作りらしいです
おっしゃれ~❤
照井先生は、1年の半分は日本全国、世界中に撮影にでかけるそうです
今回、お話をお伺いして、写真に対する思いや、ご自身が使命と感じておられることなどを聞いて、感銘をうけました~
「写真は真実を写す」
開口一番、こう仰いました
照井先生は、プロの写真家として「なぜ撮影するのか、なぜシャッターを押すのか」を常に考えながら、「事実を記録として残す」ことを使命として魂をかけて撮影されています
すみません、私、このブログもあり、カメラをかじりかけていますが、、、
まったく、心構えが甘かったです
こちらは、照井先生が二科展に出展した作品ですが、阪神淡路大震災の慰霊祭のとき撮影したものです
撮影時刻は午前5時46分
阪神淡路大震災が起きたのは、1995年1月17日午前5時46分
22年の年月を超えて、あの日の記憶を風化させないとの思いでシャッターを押したそうです
そして、こちらは2016年に起きた熊本地震の翌年の正月、神社にお参りする家族を撮影した作品です
神社が、屋根ごとグシャっと落ちているのがわかりますか?
熊本の再建を祈って撮影したそうです
照井先生は本も出版されています
特に、「阪神大震災 瞬間証言」は、直視するのがつらい、起こった現実をまざまざと見せつけられました
倒壊した建物、救助活動の様子、ケガをした人、悲しみにくれる人々・・・
「そのとき、何が起こったのか」という事実が写真に残されることにより、記憶が呼び覚まされます
照井先生は、どんなときでも、いつシャッターチャンスがあるかわからないので、常に周囲を観察して、たとえカメラを持っていないときでも、「こんな構図で撮ったらいいかな」と考えているそうです
面白い構図の取り方や、カメラで残しておくべきタイミング、「ここぞ」というときは、常に写真で撮らないと、もうその瞬間はこないからです
ふむふむ、カメラの腕の上達のためには、日々訓練ですね
照井先生は、「熊野写真塾」というカメラの撮影教室もしていて、月に数回、撮影ツアーを開催しています
ツアーに参加しながら、照井先生から、写真撮影の技術を学ぶことができます
ツアーの行き先は、和歌山県内だけではなく、大阪などにも日帰りで撮影に行きます
二科展やコンテスト出品のための勉強会であったり、瀞峡の紅葉、かつらぎ町柿の里への撮影など、毎回テーマが異なっています
生徒さんは、始めは素人で、一眼レフをあまり触ったことのない方でも、照井先生が特徴を見抜いて良いところを伸ばしてくれるので、ぐんぐん力をつけていくそうですよ
私も、この取材のときに、カメラの使い方、レンズの設定など、教えて頂きました🎵
照井先生直々のご指導贅沢な時間でした✨
少しの時間でも、盛りだくさんの内容で、ほんとに、写真って奥深いなあとしみじみ思いました
こちらは、熊野写真塾の生徒さんの作品ですなんと、第66回二科展のトップ賞(二科賞)
ちょっと反射して見づらいかもしれませんが。。
見事ですね
19年2月には、「雪国の冬まつり」へ行く「雪国ツアー(2/16(土)~2/19(火)」を計画中です
是非、興味がある方は、お問い合わせください
もちろん、お宮参りや七五三、成人式、結婚式など個人の方の写真撮影依頼も引き受けています
とくに家族の写真は、その1枚に歴史を感じられる「写真は目で見る我が家の財産」になることを心がけているそうです
ダンディな照井先生
とっても気さくな方で、お話も楽しく聞かせていただきました
フォトメゾンスタジオ
・メゾンフォトグラフィ
和歌山市堀止南ノ丁5-6
・フォトメゾン
有田市野493-2
・照井寫眞館
有田市千田563-3
・照井四郎プロスタジオ
湯浅町湯浅267-3 3F
TEL 0737-83-3061