番外編!「まちづくりサミット 発見!新しいまちづくりの一歩」へ行ってきました~。[No.161]
こんにちは~
今日も女子ブログへお越しいただき、ありがとうございます~
今回は「番外編」でお届けします
去る5月12日(日) 、有田市で有田ロータリークラブ主催の『まちづくりサミット 発見!新しいまちづくりの一歩』が開催されました取材に行ってきましたので、その模様を報告しま~す
「まちづくりサミット」では、
有田地域でまちづくりを行っている4つの団体・グループの発表がありました~
今回発表された4団体は、
①AGW 森本真輔さん (有田川町)
②ジョブライブ 田中崇丈さん (有田市)
③Gainaあそびーと 松本将輝さん (有田市)
④CHARLL’S 樫原正都さん (湯浅町)
まずは、有田ロータリークラブより、
地域での皆さんの豊かな活動に対して、「Good Creation賞」が贈られました
おめでとうございます~
そして、4団体の活動内容について、発表がありました。
まずはトップバッター
AGWの森本真輔さん!
「AGW」とは、「Keep Aridagawa Weird」
「有田川、ずっと変わり者のままでいようよ」という意味だそうです
森本さん曰く、
「AGWは変人のあつまり」だそう
現在53名が在籍されています
閉鎖になった田殿保育所の活用や、ビールの醸造、
また全米で住みたい町であるポートランドと提携し、さまざまな取り組みを行っています。
AGWの目標は、2040年には有田川を日本一住みたいまちにすること!
すごく高い志です
正直、わたしはそんなこと考えたことありません・・・
我が有田市が住みやすい街であれば、それは嬉しいことですが・・・。
こんな高い目標をもって日々活動されているAGW。
こんなグループが自分の町にいる有田川町の皆さんが羨ましく思いました
森本さんとはサミットのあと、少しだけお話できました。
なんとっ、この女子ブログを読んでくれたことがあるそうです
私が取材した記事も読んでくれていました~。
今回、女子ブログへ出ていますよ~(笑)
ぜひこれからも、ご愛読くださいね!よろしくお願いします~
続きまして、二番手は、
ジョブライブの田中崇丈さん。
(株)ジョブライブは東京の会社です。その会社の「無人島プロジェクトチーム」が現在、
有田市初島町にある地ノ島を、行政と組んで地ノ島開発に取り組んでいます。
地元の私たちが気づいていない、地ノ島の本当の魅力について語ってくれました。
地ノ島は無人島
昔は海水浴などで地元の人もよく訪れていました。
その地ノ島の自然の豊かさを活かし、野外アクティビティや自然体験ができる島にしていくそうです。
・バーベキュー
・キャンプ
・海で遊んで、磯の生き物を探したり、自然体験、自然教育
・夜に寝袋にくるまってのシネマ、天体観測
・地ノ島の石や貝などを使ってのワークショップ
個人的には、寝袋に入っての天体観測
興味あります~
聞こえてくるのは波の音だけ
満点の星空
私の疲れた心をいやしてくれ~
昨年の秋、和歌山県には台風20号、21号が直撃しました。
有田市もたくさんの被害がでました。地ノ島も例外ではありません。
田中さん始め、プロジェクトのメンバーで地ノ島の復旧作業にも取り組まれました。
田中さんは、東京出身です。そして現在は地ノ島がある有田市 初島町に移住されています。
昨年地ノ島を貸し切って行われたイベントには300人以上の方が参加されました。
そのほとんどが和歌山県外の人だったそうです。
プロジェクトのメンバーは、もっと地元の人に地ノ島を再確認してほしい、足を運んでほしい思っているそうです。
このあとのパネルディスカッションでも、今後の課題について語る中で、
「もっと地元と人と仲良くしていきたい」という思いが伝わってきました
よそ者である自分を客観視し、謙虚に、地元の人と仲良くしていきたいという素直な思い、ちょっと心が熱くなりました~
何もできませんが、この女子ブログで発信させていただきます
『有田市の皆さん~
東京から来たお兄ちゃんたちが、地ノ島の発展のため、一生懸命汗を流していますよ~
ぜひ私たちも地ノ島に行きましょう
地ノ島の良さを見直しましょう』
さて、お次は、
GAINAあそびーと 代表の松本将輝さん。
有田市宮原町で活動されています。
「GAINAあそびーと」の名前は、
「子どもたちに、がいな馬力で遊ぶ大人の姿を見せてあげたい
いくつになってもがいな馬力で遊ぶ大人でありたい」
という思いから付けられています。
宮原町で暮らすみんなが宮原はおもしろい!と自慢できるまちであるために、
ウォークラリー ダンボール城での合戦
また宮原コミュニティの会と協力し、30年ぶりの盆踊り大会の復活など地域密着の活動を行っています。
私の地元も盆踊りがなくなって久しいです。
一度なくなったものを復活させるのは、大変です。そしてそれを継続していくことはもっと大変です。
復活した宮原の盆踊り 「第1回 宮原 盆 BON!!踊り」については、
たくさんの写真があそびーとさんのFacebookに掲載されていました。
どれもステキな写真ばかりです。老若男女1000人以上が集まったそうです。
これを復活させたこと、無関係の私ですが、それに関わった方たちのことを思うと、その尽力に涙がでます。
Gainaあそびーとは、たった5人のメンバー。
それなのに、開催するイベントでは、町内の多くの方の参加を集めています。
松本さん曰く、
「自分の子供へ、孫へ、そして地域の若者へ、教えていきたいこと、伝えていきたいことはみんな持っている。
そして、また「場」があれば騒ぎたいと思っている人もたくさんいる。」
この気持ちをうまく引きだし、その場を与えてあげているんだと感じました
あそびーとでは、6月にウォークラリーを開催予定です。
興味のある方はぜひ、参加してみて下さい。
大人でも思いっきりはじけて、がいな馬力で遊びましょう!!
お揃いのTシャツを着たあそびーとの皆さんと松本代表の靴。
さすが、代表
「靴」も遊び心満載ですね
ちなみにこれは別々に買った靴ではなく、こういうセットで売っているそうです。ご参考まで
トリを務めたのは、
CHARLL’S(チャールズ)の樫原正都さん。
チャールズさんは、
「和歌山が作っ〝ちゃーる”モノをげんきにする」プランニングユニット。
樫原さんは、湯浅町田村の出身。
東京で経験を積んで、地元田村に戻り、特産品のPRに着手されています。
実家のみかん農家の再ブランディングだけでなく、田村の地域活性のため活動されています。
田村の人たちは「いい人」が多い。そして珍しく若手後継者も多い町です。
そして、現状維持でいいと風潮も多い。
「現状維持は後退と同じ」ということを伝えていきたいそうです。
「一歩動けば、面白い世界が待っています。
今、自分たちが動かないといけないという思いで、田村のみんなの「やる気スイッチ」を押していきたい!
そして、次の世代へとバトンを渡すことを大切にしていきたい」
と話されていました。
小浜(おばま)海岸の開発もこれから進めていくそうです。
幼い頃、小浜によく行きました。
プライベートビーチのような感じが好きでした
田村には多くの親戚がいます。田村の人はほんとにいい人ばかりです
私の大切な人たちがいる田村を、若いそして新しい視点と力で引っ張っていって下さい。
どうぞよろしくお願いします。
4人の発表のあとは、有田ロータリークラブ会長と有田市長を交えてのパネルディスカッションが開かれました。
ちなみに、会場は満席でした~。
パネルディスカッションでは、司会を務めた上野山栄作会長から、けっこうストレートな質問などが飛び出していました。
やるね~会長さんっ
・行政との関係は? 補助金などのお金をどう活用している??
・どこからその情熱がくるの??
・目立つ行動は、出る杭は打たれないのか??
・なぜたくさんの賛同を得られるのか?人を集められのか??
・今かかえている課題はなに??
皆さん、真摯に、そして面白く、楽しく、そしてやはり面白く、回答されていました。
様々な意見があると思うので、ここでは詳細は省きます。
あくまでも個人的な意見です。
何かを変えるには、お金がいります。使えるものは使えばいい。
ただ、使う方も渡す方も、その責任と謙虚さを持っていてほしい。
それを忘れてしまうと、本当にきれいな花は咲かないのではないか、次の種は蒔けないのではないかと感じます。
私自身も商工会議所の職員として、数々の補助金や事業に関わることがあります。
改めて気持ちを正したいと感じました。そして、事業所の方々に信頼してもらい、共に一歩ずつ歩んでいける人でありたいと感じました。
今回の4名はお話も上手で楽しく、自分たちの活動を発表されていました。
何よりもこれだけの活動をされながら、その活動を心から楽しんでいるように感じました。
一市民として、ますますのご活躍をお祈りしたいと思います。
有田ロータリークラブ上野山会長と、当商工会議所 川端会頭がイベント後に話されているのをパチリ
とても楽しそうですね~
そんな川端会頭に感想を聞きました
「みんなの話を聞いて、私自身も自分の知っていること、経験してきたこと、いろんなことを次の世代へもっと伝えたいと感じました。
まずは、自分の孫にまだ伝えれられていないことを伝えていきたいと思います。
そして、地域全体で見たときに、世代間で知り合い、伝え合えるコミュニケーションの場が非常に少ないと改めて感じました。」とのことです。
そうですね
紀州有田商工会議所としても、まだまだできることがあるように感じます。
会頭、これからも私たちを引っ張っていって下さい。よろしくお願いします!
最後に忘れてはならない、主催した有田ロータリークラブ 上野山会長。
最初に
「みんなで夢を描きたい!」と開会の挨拶をされていました。
熱い男ですね~
「自分の地域を良くしようと、自分たちなりのやり方で動いている若者がいる。こういう団体やグループがあるから、そんな一つ一つの点がたくさん輝くことにより、いつかそれが線になり、持続可能なまちづくりが実現していく」
そんな夢を熱く語られていました
上野山会長、おつかれさまでした
また、取材へのご協力、ありがとうございました
「地域活性化」「まちづくり」という言葉が叫ばれるようになってから、けっこう経ちますが、AGW森本さんの言葉を借りると、「自分たちが楽しんで、そして住みたい町であるか」どうかが問われているのではないでしょうか。
この女子ブログのスタートは、地域の人に、もっと有田市のお店を、モノを、人を、知ってほしくて始まっています。
そして、それが事業所にとって、発展や持続可能に少しでも繋がっていければとの思いです。
この女子ブログを通して、微力ながら、私たち商工会議所女子職員も、この有田市が住みたい町に少しでもなれるよう、楽しんで暮らしていける町であるよう、これからも発信していきたと思います。
今回は、少し文字が多かったですね
柄にもなく、真面目な記事になってしまいました
最後まで読んでいただいた方々、ありがとうございました